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TAMA - 玉 * 章 - ZUSA

* * * ことば解放場 * * *

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2026/04/02(Thu)16:29

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2011-05-27

2012/05/27(Sun)23:28



悪意ある言葉に脅えすぎて
悪意のない言葉までもが心に突き刺さる

他人の目を気にしすぎて
取り繕ってしまう自分に嫌悪を繰り返す

笑って遣り過ごせばいいじゃない
誰かがそう言った

簡単そうにそう言った
簡単にできないから困っているのに

わからない

幼いころから躾けられてきた
ヨイココロガケ、ヨイオコナイ、ヨイヒト
心を窮屈にしてまで「なりたい自分像」

実際は全然
ヨクナイココロガケ、ヨクナイオコナイ、ヨクナイヒト
楽に溺れる「だらしない自分」

せめぎ合いながら
双方の間の落ち着くところあたりを
行ったり来たり

こんなことで、いいのかな

わからなくて
自信が持てない

どうでもいいこと
気にしなければいいことなのだと
受け流す勇気もない

冗談も通じないほど素直に生きて
つまらない人間になっていないかな


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No.452|■日記書詩 3Comment(0)Trackback

円天

2011/02/01(Tue)20:45



円天狼

世界を食い潰す
無心に構築した世界もろとも食い潰す




円天牢

闇が海のように漂う
寄せては引いていく
幾重にも織り連なる
波のようにさざめき
哀しみに果て愁いて
静けさの帷をおろす

終わらないでほしい望みと
始まらないでほしい願いとが
まぐわることなく続いていく




円天楼

世界は曖昧に相まって
諦めだけが降り積もる

狂気の沼の淵に捕らわれた脚で
起ち上がる力は

いまここで振り返りさえすれば
引き返す道は




円天籠

視線はいつだって
どこか宙をにらんで
ありもしない幻想を惑い
ひとり心を傷めている

取り繕ったうわべは
浅はかで薄へらく
すぐに襤褸が出る

軽く打つだけで響く
内側の伽藍堂
地のない乾いた真空

知恵知識の風化は速い
誠のときにどうすべきか
砂と砕けて掴めない




円天廊

敷き繋いできた手綱は絡まり固まり
過去たどる目星の灯火は痩せ衰えた
呼吸もままならない飢餓感と窒息感

歯を食いしばるたび
傷めた心がすいた和紙のように重なる
幾層に幾層も




円天髏

祈るよう合わせた手のひら

光の届かぬ深い海の底で
灯りを失う恐怖を






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No.451|■私思想葬Comment(0)Trackback

無題

2010/09/30(Thu)11:54





星が 見守っている




温かさで つながれた




    あなたから

あなたへ

  わたしと 続いた事




ずっと 見守っていくよ










-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

育まれた新しいいのちへ。


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No.450|■寄稿Comment(0)Trackback

MOONSET

2010/04/14(Wed)15:00



月が沈む

胸をざわめかせる
夜明けがやってくる



未必は理性を剥ぎ取って野生をさらけだし
故意は本性を見破って知性をあばきだす

己が未熟と無知との醜さに
どのくらい苛立とうと

あらゆる根源の虚しさに
どのくらい失望しようと

夜はその闇に何も隠したりはしない



おさえのきかない気持ちが自我を握り潰していく
頭が締め付けられて脳が萎縮していくようだ

願う静寂は永く
時はあまりにも早すぎる

深い眠りの深淵は
たゆたうぬくみずのように

身を寄せるには心地よすぎた





夜の闇にまぎれた後悔が音もなく

月の鏡で見ている





暁に彩られていく空が
夜の名残を紫色に留めた一瞬の

その一瞬の無限を

月が地平に呑み込んだ





月が沈む

胸をざわめかせる
夜明けがやってくる









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No.449|■私思想葬Comment(0)Trackback

「街の雪夜」

2010/02/05(Fri)20:36

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「街の雪夜」


雪夜の街は、明るい。

降り積もった白い雪と、

空を覆う厚い雲が、

街の灯りを反射して、

夜は紅く、不思議な空間になる。



降る夜の冷気の、香り。

聞こえるはずのない、

遠く響く列車。

雪が雑音を吸収して、

街は柔く、不思議な静寂になる。






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No.448|■言葉の唱Comment(0)Trackback

「異音」

2010/01/07(Thu)16:36

pbbslog41.jpg


「異音」


イオンの溶け込んだ海水に

たなびいていく異音

酸素を巻き込んだストリームが

躍動する



いのちのめぐる音がする





 

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No.447|■詩と画とComment(0)Trackback

「眺空」

2010/01/07(Thu)16:33

pbbslog40.jpg


「眺空」


上空の風は強く、

靄気は瞬きよりも速い走り雲。


黒鳥の広い翼は、

風を受けて昇る凧の如くあって。



流るるままの、眺め空。





 

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No.446|■詩と画とComment(0)Trackback

「落日」

2010/01/07(Thu)16:30

pbbslog39.jpg


「落日」

 
一瞬の輝きさえ儚く。
 
心奪われる美しささえ儚く。
 
失われる哀しみに似た安らぎが、
 
闇とともに訪れる。





 

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No.445|■詩と画とComment(0)Trackback

「月夜」

2010/01/07(Thu)16:27

pbbslog38.jpg

「月夜」


東から西へ、

やわらかい夜風が吹いている。
 
すじの雲が、

星の雲のように、やさしく月に映されていた。




 
秋の夜に。








 

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No.444|■詩と画とComment(0)Trackback

馳せる

2009/12/28(Mon)23:18






吹き抜けていく
薄い真白の条を織り
清浄の青の彼方へ

景色はまるで
止まってしまったかのよう
動かぬ青の彼方へ

風が
音のない風が
吹き抜けていく











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No.443|■日記書詩 3Comment(0)Trackback

秋の山

2009/09/17(Thu)17:27




分け入る森のすそふもと

木霊す織りの七色の

光に満ちて満ち満ちて

潟に蓮葉のふかみどり



枯葉かさかさ渇き音

秋風転がす砂利の路

天に於いては高い蒼

白いすじ雲たなびきし




 

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No.442|■言葉の唱Comment(0)Trackback

祝福

2009/09/14(Mon)03:30




駆け抜ける

駆け抜ける

駆け抜ける



風の空を

星の海を

晴れのおかを



持っているものすべて

鉄の弾丸に籠めて

大気を切り裂いて



森にそそぐ

ぶどう酒の

雨になる




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No.441|■仮思想装Comment(0)Trackback

雨流星

2009/07/28(Tue)22:43

雨流星



暗い曇天を映す車窓に
打ち付ける 無数の雨しずく

スピードに弾かれて
曳痕を残しては消えていく それを

きみは

まるで
流れ堕ちる星屑のようだと言った



ハイウェイの速度は落ちない

このまま
宇宙旅行をするような気分で

雨の路を楽しんでいけそうだ



きみとなら




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No.440|■仮思想装Comment(0)Trackback

夕闇路地

2009/06/29(Mon)16:57


夕闇路地




気配の 闇が降りてくる

せつなくて せつなくて せつなくて

立ち尽くす 背後から

しのびよる まといつく つつみこむ

黒い ささめ霧のように

凪いでいて 揺るぎなく それでいて

深い慈悲の 優しさに似た

せつなさは このむねを しめつける




崩れ くずおちる




立っていられない






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No.439|■言葉の唱Comment(0)Trackback

遠くから

2009/06/07(Sun)00:02



どこまでも、歩いて。

行って、

その道の、その先へ。





どこまでもどこまでも、歩いて。

行っていって、

その先の、その道へ。





停まってなどいなかったから、

進んでいくことを忘れてなどいなかったから、

どこまでだって歩いて。





行って。





いちばん奥深くの、いちばん遠く高い場所から、
いちばん奥深くの、いちばん遠く高い場所へ。





いずるところと還るところは、

あるいは円を描くようにひとつなのかもしれない。




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No.438|■私思想葬Comment(0)Trackback

無題

2008/06/24(Tue)00:31




天に虹がかかるのは




約束だから







おもいだして


わすれないで







あたたかな


その

約束を





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No.437|■私思想葬Comment(0)Trackback

2008-06-20

2008/06/20(Fri)22:32


































































煩い
煩い














こころの声に耳を塞ぎたい
































































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No.436|■私思想葬Comment(0)Trackback

不夜

2008/06/16(Mon)02:57









拠りどころのない苛立ちが
止め処なくあふれ出す

涙さえ
これほど豊かに流れることなどないのに


葬る先を見出せないまま
心の臓に積み重なっていくいかりを

涙に変えて
押し流すこともできない








ガラスのビンに貯えている魔法が切れるまで







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No.435|■私思想葬Comment(0)Trackback

2008-01-31

2008/05/28(Wed)00:43






きみは星の空に往く

ぼくはそこで待っている

空になって待っている



ぼくは空の星に往く

きみはそこで待っている

星になって待っている




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No.434|■日記書詩 3Comment(0)Trackback

2008-01-31

2008/05/28(Wed)00:42




カーテンを開けると 横たわっていた朝

何も変わらないようでいて
何かが変わってしまった朝

違うものなど何ひとつない
日差しにまばたきひとつで
何もかもが差し替わる

そんな夢を みていた

変わることのないものは
ただひとつ時間だけ
時間の流れだけは
夢が過ぎても変わらない

過去に馳せるときでさえ
流れ続け過ぎていく

朝が音もなく明けていく 窓の外

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No.433|■日記書詩 3Comment(0)Trackback

2007-10-02

2007/11/10(Sat)17:14




「コノハナ」


彼の地の色
此の血の糸

捧ぐものは 己のからだ
帰すものは 己のこころ

高くのぼりつめたその先に
あふれるひかりのその奥に

ひとしれず咲いた花の名は


此の地の糸
彼の血の色

己のからだに捧ぐ華
己のこころに帰すは名



「己の花」


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No.432|■日記書詩 3Comment(0)Trackback

砂の玉梓14

2007/11/08(Thu)23:43










臨む恵みは

  天より降りて







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No.431|■PublishedComment(0)Trackback

2007-07-31

2007/08/24(Fri)18:02




幼い頃抱いていた高貴な妄想は

優しさの中にかすんでいく



あたたかい陽の光と

やわらかい朝の風と

おぼろげな記憶の断片となって



失われた鋭さは磨かれた珠

そぎおとした感触でなめらかな

そう

残ったものは笑顔



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No.430|■日記書詩 3Comment(0)Trackback

2007-07-25

2007/08/24(Fri)18:01




穏やかで 暑い日

水泳ではしゃいだ後の

耳だけがぼんやりと遠い感覚

まとわりつく熱気

真上から覆う太陽



日陰もない帰り道

すぐに溶けてしまうアイスクリームよりも

きぃんと冷えたそうめんが食べたくなった

子供のころの

あの日によく似た




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No.429|■日記書詩 3Comment(0)Trackback

2007-07-21

2007/08/24(Fri)17:59

 
「認めないなら」


耐えられないほどの重さってどのくらい

逃げ出したくなるならまだ救われる



逃げ道を絶つことほど残酷なことはない

それを知っていて追い詰めるなら

あなたは辛さを知っている人だ

それを知らずに追い詰めるなら

あなたはあなたに溺れているだけだ



逃げようとさえ思えないなら

とらわれるしかない





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No.428|■日記書詩 3Comment(0)Trackback